睡眠欲と読書欲の狭間で

ライトノベルの感想なんかを書いてます

空戦魔導士候補生の教官(1) 感想

空戦魔導士候補生の教官1
アニメを見て原作を買いました。
自称女神の生まれ変わりであるリコ・フラメルのキャラがいいですね。
3人のヒロインたちが思春期真っ盛りの14歳ということもあり、性格にやや問題があるように感じますが、今後どう成長するのか楽しみでもあります。
文章は気になる部分も一部ありましたが、全体的にはそれほど気にはなりませんでした。
ただ、主人公の口癖である「ん?言わなかったか?」が気になりました。明らかに言ってないので、ちょっとイラッとします。
わざと言ってなかったのか、それとも、コミュ障にありがちな自分は伝えたつもりだけど相手には伝わってなかったというアレなのかは知らないですが・・・

私は中二病的な話もキャラも好きなので、二巻も買う予定。
しかし、中二病が嫌いな人は合わないと思います。
ストーリーは、まだ一巻だけしか読んでませんが、あまり期待できないような印象です。
ヒロインが気に入りそうなら買ってもいいと思いますが、面白いので絶対読むべき!とは口が裂けても言えないような作品です。

「落ちこぼれ生徒の面倒を見なくちゃならなくなったけど、引き受けた以上はちゃんと やるか・・・
 ちっ、こんな時に敵かよ。やれやれ、俺がやるしかねえか・・・この力はあまり使い たくないんだがな・・・」
どこかで見たようなテンプレ展開は安心感がありますし、そんなに難しくない話と設定のおかげで物語に没入できるのがいいです。
分かりにくい会話や難しい話は、その度にいろいろ考えないといけないですからね。
こういう小説が今後も出てきてくれるとありがたいです。