睡眠欲と読書欲の狭間で

ライトノベルの感想なんかを書いてます

彼女がフラグをおられたら 好きなキャラ紹介

彼女がフラグをおられたら 俺、この転校が終わったら、あの娘と結婚するんだ (講談社ラノベ文庫)

私が今一番楽しみにしてる「彼女がフラグをおられたら」。通称「がをられ」。
「がをられ」最大の魅力は、個性的なヒロインたちと日常パートの破壊力にある。シリアスなシーンがずーっと続くことはほとんどなく、ラブコメシーンも合間に挟んでいるので、飽きることなく読み進めることができる。例えるなら、ずっとポテトチップスを食べているとすぐに飽きるが、チョコレートと交互に食べることで飽きることなく食べ続けることができるあの感覚だ。どんな感覚だよ。

ニヤニヤできるシーンも素晴らしいのだが、コメディ部分も非常に出来が良く、まるで漫才を見ているかのようだ。キャラ同士の掛け合いが面白いので、中だるみすることなく読める。

 

 以下ネタバレありの好きなキャラ紹介

魔法ヶ沢 茜

 
「~です」「ふんす!」が口癖で、興奮すると一人称が「茜さん」になる。巨乳ぽっちゃりむっちり体型のおっとりお嬢様。本人はお尻が大きいことを気にしている様子。
しかし、最近はあんまりおっとりしてない気がする。むしろ、肉食系ヒロインになってきた気が・・・
譲り合い逆修羅場とかいう謎現象の発生源であり、他ヒロインが颯太と喧嘩なんかしちゃった日には積極的に仲直りさせようとする。
基本的にヒロインの誰とでも仲が良く、クエスト寮生の潤滑油的存在。彼女がいないクエスト寮なんて想像できないくらいの重要人物。
特に菜波とは非常に仲がいい。茜はボケのレベルが高いが、そのせいで、菜波と颯太の息の合ったツッコミに嫉妬する場面も。
激おこぷんぷん丸」や「そこに気づくとは・・・」等、ネットスラングも使いこなす。
普段はぽわわんとしているが、重要な場面での決断力や行動力には目を見張るものがある。

 

 

 忍者林 瑠璃


第一部
魔法ヶ沢財団傘下の研究室が製作したアンドロイド。アンドロイドではあるが、感情が備わっている様子。第三巻の「忍法・言の葉移しの術」は瑠璃ファンなら必見。
服装がほぼ変わらないのは残念だが、髪型は結構好き。巨乳。
颯太には特別な感情を抱いているように見られるが、他の寮生に対してはあくまでアンドロイドとして接している様子。茜に対しては、魔法ヶ沢財団会長の孫娘ということもあり、微妙な感情を抱いているかもしれない。

第二部
人間verの瑠璃で、通称二号さんとも呼ばれる。第二部では、瑠璃の制服姿が拝める。
性格全然違うじゃねえか!とか思ったが、旗立君と呼ぶ瑠璃を見て、なんか付き合い始めの恋人みたいで、二号さんもありだなと思った。

 

 

 菜波・K・ブレードフィールド


金髪ポニテ碧眼黒ニーソの、ツンデレお姫様キャラ。「わらわ」「~じゃ」「~かえ」と口調は偉そうだが、実は優しい。クエスト寮の貴重なツッコミ役であり、ポエマーでもある。菜波がいなかったらほとんど颯太がツッコミ役をしなければならないため、颯太にとってはありがたい存在のはず。
正ヒロインのはずが、色々と不遇なキャラ。茜がメインヒロインじゃね?と何度思ったことか。しかし、菜波が颯太への想いを認識し始めてからは、メインヒロインと呼んでも問題ないレベルの可愛さを見せる。ツンデレキャラなため、好意を伝えるのが苦手らしく、第二部でも気持ちを伝えられず苦労している様子。
ツッコミ役ということもあり、誰とでも仲が良い。せりきゃんの熱烈なファンで、せりきゃんが絡んでくるとポンコツ化する。しかし、最近は微妙な関係になってきたかもしれない。